薔薇色カルナバル


「ちょお、レノ、いい加減にしろ・・・」

誘われるがままにレノの部屋に行ってあ、と声を出す間もなく
ベッドに縫い付けられたのはもう何時間前の事だっただろうか
何がいけなかったってのこのこと変態について来た俺だというのは今痛感している

「くそ、バカレノ」
「気付かず寝てればよかったのになぁ!
これじゃ眠り姫じゃなくて茨姫だ」

(俺は寝相が悪いから眠り姫みたく大人しくは寝てられねぇよ)

随分と脳味噌ぶっ飛んだとしか思えない事を言い放ったレノに俺は内心突っ込みをいれてみる
口に出さないのは決して奴が怖いからじゃない
いや、違った意味では確かに怖いのだけれど、ただ単純に面倒くさいのだ
その理由が奴にさんざ喘がされたからというのが情けない事この上ないのだけれど

「大体こんな大量の薔薇どうしたんだよ」
「フン、俺に出来ないことはねぇぞ、と」
「ていうか、意味がわかんねぇんだってば」

俺の周りを一寸の隙間なくひきつめられた薔薇の一輪を手に取れば小さなトゲが手をチクチクと刺す

「駄目だ」
「?なにがだよ」
「赤薔薇は映えるけどお前に映えない」
「花が似合わねぇっていいてぇのか」

勝手にお前が敷き詰めたくせに!ともう一度口を開こうとした時
レノの手にあった薔薇がベッドではなく俺の頭に飾られた

「なにっ・・」
「ホラ、お前の赤に消されちまうだろ」
「そういうレノだって映えないじゃん」

先程手に取った一輪を俺も同じ様にレノの髪に挿してやれば
それはまあ予想通り
花はレノの髪と同化してしまったように見えたのだけれど

「アンタの眼と茎も同じ色なんだな
花より茎の方が目立ってる」
「・・・なんだよ」
「レノみたい」

(触れると剥き出しのトゲで刺すくせに、隠れてキレーな花さかせてる)

ベッドの淵に座っていたレノが乗り上げるとその重さにベッドが軋んで鳴いた

「・・・まだヤる気かよ」
「動くと怪我するぜ、炯くん」
「変態プレイっていうんだよコレ」

そのままレノが首筋に顔を埋めるとチリ、とした痛みが走る
肌に残ったのは鮮やかな朱、で

「キレーに咲いて見せてくれよ、と」

さんざ鳴かされても泣かされても、
まあ、いいかなんて思ってしまったのが

イヤラシク笑うレノが酷くキレイだったから

なんて自分も大分マイッている

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花=キスマークの等式が出来てしまってます
エロさを目指して書いたはずなのに
書いてから思ったけどR15にもなってないww

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