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アンタはいつも俺の前を歩くので、
その背中がどんなに憎いかきっと知らないのでしょう。


「偶には、後ろも見ないと」

負け惜しみに彼に声をかけた

「なんでですか、と」

彼は、まだ振り向かない

「振り向いたら、きっと解るぜ」
「面倒です」

きっぱりと切り捨てられて怒りが湧いてくる
本当は構って欲しいんだって事、知ってるだろ

「じゃないと、殺すよ」

手にしたロッド後ろから彼の首にかける
彼の動きが止まって、後ろを振り返った

「いつか、その首とってやる」

不敵に笑って高らかに宣戦布告
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